タクシー配車オペレーター (タクシーハイシャオペレーター)

電話機など通信関係機器を操作して送迎の手配をする

タクシー配車オペレーターの主な仕事内容

タクシー配車オペレーターは、主に、タクシー会社でお客からの電話を受け、無線設備や車両検索用コンピュータ、電話機など通信関係機器を操作して送迎の手配をする。

お客への適切で丁寧な対応を行うとともに、車両の効率的な運行管理を行うために、車両の位置を的確に把握し、迅速に配車を指示する。

お客からかかってきた電話を受け、何台必要か、何時までにどこへ行きたいといった希望を聞き、氏名、電話番号、配車場所などを確認する。
依頼を受けた場所周辺にいるタクシーをコンピュータで検索する。
空車が見つかると、車両番号を確認し、無線で配車の指示を出して、お客の氏名、電話番号、場所を伝える。
待たせていたお客に、手配したタクシーの車両番号と到着時間を回答して電話を切る。
お客を電話口で待たせないために、これらの一連の作業を短時間で行うよう心がける。

配車指示を行うごとに、配車タクシーの車両番号、配車場所等の記録をコンピュータに入力する。
また、無線によってタクシー運転者から伝えられる交通事故などの緊急事態へ対応したり、お客の忘れ物を探すための連絡や手配などのサービスも行う。


タクシー配車オペレーターになるには

無線設備を操作するため、「無線従事者(陸上)」の資格(第3級陸上特殊無線技士以上)が必要となる。
無線設備など通信関係機器の技術的な専門知識が必要なため、高校で電気、電気通信関係の学科を学習するか、同等以上の知識をもっていると有利である。

一般的に事務関係の職員として求人広告のルートにより採用しているほか、同じ会社のタクシー運転者や事務員から配置転換したり、中途採用する場合もある。

資格や業務知識がない場合も、入社後に研修を行い、養成課程の講習会に参加させ、無線従事者の資格を取得させる場合がある。
電話応対、コンピュータ操作、地理知識の習得などは、就職後に会社で職場研修として実際の仕事を通して、ベテランが訓練する方法がとられている。

電話での応対には丁寧で明瞭な言葉遣いが必要となる。
また、配車の指示は、正確ですばやい対応が求められる。
仕事の性質上、地理にも詳しい必要がある。
緊急時には迅速、的確な対応が求められる。

関連資格に陸上特殊無線技士、総合無線通信士などがあります。



資格について

※タクシー配車オペレーターに関係のある資格を一覧でみれます。資格に必要な学校も同時に調べられます。

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