電算写植オペレーター (デンサンシャショクオペレーター)

現在ではコンピュータを利用する作業中心

電算写植オペレーターの主な仕事内容

電算写植オペレーターの仕事は、電算写植システムを使って、いろいろな印刷物の原版の主に文字部分を作成するのが業務になります。

電算写植(コンピュータ写真植字)システムは、従来多く使用されてきたカメラとタイプライターの機能を合わせた機能を持つ手動写真植字機の機能に自動組版処理機能や情報処理機能を付加したコンピュータシステムとして開発されたもので、急速に発展普及しました。

電算写植オペレーターは、この電算写植システムを使って、いろいろな印刷物の原版の文字部分を作成します。

 

電算写植オペレーターになるには

電算写植オペレーターになるには、特別な資格は必要ありません。
しかし、ある程度の技術は身につけておいた方が有利なので、普通は職業訓練校や写植機メーカーが開催する講習会、民間の専門学校に半年から1年ほど通います。学力は、高校卒業程度が一般的で、ある程度の国語力と計算能力があるとよいと言われています。
また、文字の専門家として、文字コードや書体に関する知識、日本語組版に関する知識が必要となります。
読みにくい原稿や直しの多い原稿であっても文章の意味を読みとり、スピーディに仕事を進めることができること、根気のあることが求められ、文字や文章に興味があることも重要です。グラフィックデザイナーとパートナー関係にあるため、協調して作業を行うこともこの職業に欠かすことのできない条件のひとつです。


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