クリーニング師 (クリーニングシ)

売り手市場で資格取得も比較的容易

クリーニング師の主な仕事内容

クリーニング師とは、クリーニング店や工場において、持ち込まれた衣服や皮革製品などを原型のまま洗濯し、きれいな状態にする人のことです。
クリーニング師とは、都道府県知事がクリーニング師試験合格者に与える免許を所有している人のことをいいます。クリーニングの取次所を除き、クリーニング所には、1人以上のクリーニング師を置かなければならないと規定されています。
お客から洗濯物を受け取ると、相互確認の上、素材を確認し分類する。
さらに、汚れのひどいものと少ないものを見きわめ、ドライクリーニング機あるいは水洗機にかけ、洗い上がるとプレス機、アイロンなどで仕上げて美しくたたみ、包装する。
デザインや素材、汚れのつき具合も確認し、適切な洗濯方法を判断する。
たくさんの人が着用している衣類を同時に洗うため、衛生には厳重に注意を払う必要がある。
クリーニング店では、洗濯の他に、和服、毛皮、じゅうたんなどの保管業務や、はっ水・防水加工、防虫加工、ひだの折り目加工などの各種加工や補修といろいろな仕事があり、クリーニング師の役割はますます大きくなっています。

 

クリーニング師になるには

 クリーニング師は、各都道府県で行われるクリーニング師試験に合格後、申請して免許を取得する必要があります。この試験は選抜試験ではなく、クリーニング師として不可欠な知識と技能が備わっていれば資格を取れるというもので、合格率も毎年6~7割前後と、比較的容易に取れる資格です。
クリーニング師試験は中学卒業以上の者であれば、年齢などの制限はありません。高卒者が多く、中高年齢者が多いのも特色となっています。
サービス業なので奉仕精神のあること、汚れの原因を究明して対処できるという探究心、客の品物を預かって確実に返すという責任感などが求められる。


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