縫製工 (ホウセイコウ)

技術革新の進展に伴いさまざまな専用機が開発、導入されている

縫製工の主な仕事内容

縫製工は、人間生活の基本に欠かせない衣食住の「衣」の分野で、わたしたちの日常生活に欠かせない衣類をはじめ、おしゃれのための特別なデザインの服に至るまで、さまざまなファッションを完成させる仕事です。
アパレル製品の製造では、縫製工程の前にそれぞれの工業用パターン(型紙)に基づき多くのパーツ(部品)にカッティング(裁断)された後、表地、裏地、芯地、その他縫製に必要な付属品などが備えられた上で縫製工程に回され、縫製工はこれらのパーツを縫製手順に従いミシンで縫い合わせ、製品に完成させていきます。
縫製工場の生産システムは、製品の種類や生産量、設備状況、従業員の数と熟練度などによって差異があり、ほとんどの工場では流れ作業による生産方式がとられている。
この生産方式にはライン生産方式、ロット生産方式、ブロック生産方式がある。

 

縫製工になるには

 縫製工になるための特別な条件や制限はありません。
適性としては、この仕事に興味を持っており、手先が器用であり、ファッション感覚や形態知覚などに優れていることが挙げられますが、それにもまして大切な点は、チームワークでの作業が中心となるため、協調性が必要だということです。
入職後は、実地訓練によって現場で技能を習得していくのが一般的です。
縫製作業には多くの作業工程があり、それぞれの難易度が異なるので、その技能習得期間も3カ月程度で習得できる工程から1年以上の経験を必要とする工程まで様々である。
全工程を習得するには、服種によって多少の差があるが、3~5年の経験が必要とされている。
通常は最初の2~3カ月ぐらいは軽作業に従事し、その後、直線縫い、ダーツ縫いなど比較的簡単な工程のミシン操作を担当する。
そして、経験を積み重ねるに従いだんだん難しい工程を担当し、全工程を習得し熟練工になると、チームの指導、監督を担当するようになる。


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