鉄筋工 (テッキンコウ)

現場での実務経験だけで技能士検定の受験資格が得られる

鉄筋工の主な仕事内容

鉄筋工の行う仕事は、マンションやビルディングなどの建築物をはじめとして、橋梁、トンネル、高速道路、地下鉄に至る構造物まで、私たちが生活し行動する基盤になるほとんどの物に及んでいます。これらの建物は、骨組みになるかご状の鉄筋のまわりをコンクリートで固めた構造体で鉄筋コンクリート構造といわれており、鉄筋工の行う仕事が不可欠なものだからです。鉄筋工事は構造力学的に大変重要な仕事であり、材料の選別・正しい加工・配置基準に合った取付けを行うための技能と知識が必要な仕事です。

 

鉄筋工になるには

鉄筋工になるには特別の学歴は必要なく、全国の鉄筋業者が中学・高校へ行う求人活動も、土木科・建築科に限らず広く活動的で健康な生徒を求めています。一般に建設現場では鉄筋工だけが独立して作業するわけではなく、数多くの職種が協力し合って仕事を進めるため、まずは周囲の人たちと仲良く仕事のできる協調性を持ち、性格的に明るい人であれば問題はありません。最近はある程度の規模以上の官庁工事には1級鉄筋技能士の常駐が要求されており、技能士手当を支給している会社も多いため、資格取得をめざして仕事をするとよいと思います。鉄筋技能士の技能検定は、学校で専門課程を受けていなくても現場での実務経験3年で2級技能士の受験資格を得られ、さらに2級合格後5年の実務経験を積み1級技能士を受験することができます。


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