警察官 (ケイサツカン)

社会の秩序を維持し公共の安全を守る

警察官の主な仕事内容

社会の治安を守るために、個人の生命や身体、財産を保護し、犯罪の予防や鎮圧、捜査、被疑者の逮捕、交通の取り締まりなどを行うのが警察官です。
警察官には警察法に定められた9つの階級(警視総監、警視監、警視長、警視正、警視、警部、警部補、巡査部長、巡査)があります。
また、これらとは別に、刑事、白バイ・パトカーの運転、鑑識といった専門職がある。こういった仕事を希望する人は、勤務の実績などを考慮されたうえ、研修を受けます。
条件をクリアして、関連職業についての特別なトレーニングを受けると、その後は各警察署に配置されたり、交通機動隊員になったりすます。
警察官には様々な職種があります。
交番・駐在所でのパトロールや巡回連絡等のあらゆる活動を通じて、管轄する地域の実態や地域住民の要望を把握し、地域住民の要望にこたえるための活動を行う地域警察。
悪質化、巧妙化、広域化する数々の犯罪の検挙を行う刑事警察。
防犯活動、風俗事犯摘発などによる生活環境の浄化、凶悪化・低年齢化が懸念される少年犯罪を防ぐ生活安全警察。
交通事故防止を目的とした交通安全教育、各種交通違反の取締り、交通事故捜査などを行う交通警察。
災害時の救助活動、国内外の要人の警護、テロ・ゲリラ事件の捜査などを行う警備警察など、多岐にわたる分野で活動しています。


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警察官になるには

 警察官の採用試験はⅠ類からⅢ類まであり、Ⅰ類は21歳以上35歳未満までで、大卒程度の学力が必要、Ⅲ類は17歳以上35歳未満までで、高卒程度の学力が必要、となっています。
※平成29年度試験以降、年齢上限が「30歳未満」から「35歳未満」へと引き上げられました。
※Ⅱ類試験は実施していません。
いずれも、体重、身長、視力について一定の身体基準があります。採用試験は、各都道府県警察において行われます。

 勤務体制は、毎日制勤務(午前8時30分~午後5時15分)と交番や機動捜査隊等で行っている交替制勤務(職務により三部制から八部制までに分かれます。交番勤務は四部制です(4日に1回の夜間勤務)。)の2種類があります。
休日は、週休日(4週間ごとの期間につき8日)、祝日休、年末年始休、年次有給休暇(20日)、特別休暇(夏季、結婚、出産、ボランティア等)、介護休暇、育児休業等があります。

最近の治安情勢は、凶悪犯罪や少年非行の増加、サイバー犯罪等の新たな態様の犯罪の出現など、複雑化・多様化しており、このような情勢の変化に的確に対応するため、警察活動の広域化・スピード化が要求され、高度な科学的・専門的知識や技術が必要となる分野が広がっています。

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資格について

※警察官に関係のある仕事や資格を一覧でみられます。資格に必要な学校も同時に調べられます。

 

公務員・政治に関わる仕事


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