測量士 (ソクリョウシ)

建設業、不動産業、官公庁、測量会社など多方面で活躍

測量士の主な仕事内容

測量士の仕事は、土木・建築工事にあたり、土地の位置・形状を正確に測量することです。
建設工事に際して工事関係者が最初に知らなければならないことは、現場付近の地形と計画している構造物の位置関係です。これを測量の技術で数量的に把握するのが測量士の仕事です。測量士はまた、工事の着工から竣工までの各施工段階において、構造物が正確に設計位置に構築されているかどうかをチェックし、さまざまな計算書を作成します。

測量ミスや計算ミスは絶対に許されないため、慎重に何度もチェックする必要があります。近年は、デジタル地図の利用が著しく、地理情報システム(GIS)としてそのシステムの利・活用が急速に進み、デジタルマッピングを行うことが多くなってきています。

 

測量士になるには

測量士には、測量に関する知識が必要ですが、この知識は大学や短大、高等専門学校、専修学校、各種学校、職業訓練校などで測量に関する科目を習得することによって得られます。
測量法によると、技術者として基本測量または公共測量に従事するには、測量士または測量士補の資格を取得しなければなりません。平成5年の調査では、測量士として日本測量協会に登録している人は、約163000人、測量士補が316000人となっていますが、このうち何人が実際に測量士として仕事に就いているかは、はっきりわかっていません。

測量専業会社、建設業、不動産業などでは、雇用されている間に測量士の資格を取り、いろいろな経験を積んだ後に独立して測量事務所を開設するケースも見られます。また、関連する「土地家屋調査士」の資格を取得して転職する傾向もあります。


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