金型工 (カナガタコウ)

日本の金型の生産高、技術は世界一

金型工の主な仕事内容

金型は、身のまわりのものばかりではなく、交通輸送、通信などの諸施設、光学機器、生産機器、医療機器、建築資材など、社会をより豊かにする設備の生産を支えています。今日では、さまざまな製品の量産は金型なしには考えられません。金型工はこうした金型の製作に携わっています。金型は、働きによって細かく種類が分かれ、製作方法、製作技術もさまざまですが、共通した作業は金型製作用図面に基づき、工作機械を用いて機械加工し、成型材料に形状を与える金型表面に手仕上げした後、それらの部品を一式の金型に組み立て、試作用設備で試作し、製品の品質を確認するまでを担当します。

 

金型工になるには

金型工になるには特別の資格は不要です。中学、あるいは高校を卒業して就職できますし、中高年からの転職も差し支えありません。しかし、この職業は高度の熟練技術が要求されるとともに、数学の知識が必要です。従って、工業高校卒業者が多く従事しています。いったん職業訓練校などで、製図、機械工作法、金属材料、三角関数、三角法などを学んだ方が、より早く金型加工になじむことができるでしょう。

関連する資格として厚生労働省が実施する技能検定の「金型製作技能士」の資格があり、取得すると技術の証明として評価され、給与面で優遇されることが多い。


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