惣菜製造工 (ソウザイセイゾウコウ)

惣菜産業は現代日本人の食生活に重要な地位を占める

惣菜製造工の主な仕事内容

惣菜製造工の仕事は、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどで販売する様々な惣菜を作ることです。

惣菜とは、もともとは日本人の主食である「ごはん」に対する副食の「おかず」のことですが、現在では弁当や調理パンなどを含め、日々配達される調理食品全般を指すようになりました。惣菜製造工の仕事は、原材料の農・水・畜産物をいろいろの道具や機械を使って裁断し混合し味付け煮炊きして冷却、あるいは必要に応じて殺菌し、商品として決められた分量にパックするものです。製造工程は、前処理、調理、包装の三部門に大きく分かれます。

作り始めてから出荷するまでの時間が短いので、風味と鮮度を損なわないよう手際よく仕事を進める必要があります。仕事のほとんどは共同作業であるため、他の部門との連携も重要となります。

人の口に入る食品であるため、材料の鮮度や衛生面に留意するとともに、栄養があって美味しく作ることが求められます。

 

惣菜製造工になるには

惣菜製造工になるためには、特に資格や免許は必要ありません。新卒者の場合高校卒以上が一般的で、専攻もどの部門でもいいのですが、農業科、水産科、食品工業科などの出身者がやはり多いようです。

むしろ、特別の技能や才能よりも、食べ物や調理に興味があればだれでもできる仕事のひとつだと言えます。

一通りの仕事は半年ほどで覚えることができるが、その後は、調理技術を指導する主任や班長などの中間管理職になる道や、調理技術や食品の取り扱い、流通の仕組みなどを身につけて、調理師になったり食堂・レストランの経営者として独立する道もあります。


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