合板工 (ゴウバンコウ)

公共の職業訓練施設は現在のところない

合板工の主な仕事内容

一般には合板は、ベニヤ板とかプライウッドと呼ばれ、これを作るのが合板工です。合板は、安価で質感も良く、住宅、家具、建具、展示装飾、楽器、パレット梱包、オーディオ製品のキャビネットなど、さまざまな分野で用いられ、私たちに身近な存在となっています。合板製造の基本パターンは、原木から単板を作り、乾燥させて仕組むこと、仕組んだ単板に接着剤を塗布して、これを熱圧乾燥させること、これを裁断、表面処理をして仕上ることの三つで、これらの工程は流れ作業によって行われます。ひと口に合板工といっても工程によって仕事の内容は異なり、原木係、単板製作係、接着剤調整係、仕上係に分かれます。

 

合板工になるには

合板工になるために、特に学歴や年齢の制限はありません。一般には入職し仕事をしながら技能を身につけていきます。各企業では研修訓練が行われており、企業内で正規の職業訓練施設を持っているところもあります。また、民間資格として「木材接着士」「木材乾燥士および木材切削士」の資格があります。合板工の仕事は、ほとんどが立ち作業であり、手作業も多いため、健康が第一条件で、体力も要求されます。


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