建築板金工 (ケンチクバンキンコウ)

かつてはブリキ屋とか錺(かざり)職人といわれた

建築板金工の主な仕事内容

銅版などの薄い金属板を使って屋根をふく仕事に携わるのが建築板金工です。最近ではカラフルで軽量のカラー鉄板が屋根に広く使われるようになり、建築板金工の手がける仕事もカラー鉄板を使うケースが多くなっています。またアルミ板とかステンレス板やチタニューム板を使って屋根をふく工事も増えてきました。建築板金工はその技能の熟練に伴って、施工図の作成、数量・価格の積算などの仕事をすることもあります。自営の場合は、屋根構造、材料、施工方法などの検討を施主から求められることもあります。こうした仕事の他に、建築設備の分野で活躍している建築板金工もいます。

 

建築板金工になるには

建築板金工になるには、特別な資格や能力は必要ありません。従来は中学または高校卒業後、縁故や学校紹介などで就職し、建築板金工見習いとして修行しながら、熟練工をめざすケースが多く見られましたが、最近では職業訓練校で技能を磨き、国家資格である技能士の資格を取得する若い人が増えてきました。未経験者の入職はまだ少なく、若い人の割合も少ないため、建築板金工の平均年齢は年々高くなっているのが現状です。建築板金の技能検定は内外装板金作業とダクト板金作業に分けられ、昭和34年から検定が実施されています。

資格について

※建築板金工に関係のある資格を一覧でみれます。資格に必要な学校も同時に調べられます。

建築・土木系の資格


「サッカーする」流れを180°変える新しいサービス「TEAMO」サイト

ページトップ