宇宙飛行士 (ウチュウヒコウシ)

宇宙飛行士になるには特別な条件が必要

宇宙飛行士の主な仕事内容

宇宙飛行士は「国際宇宙ステーション(ISS)※」や宇宙船の運用、宇宙での実験や観測、ロボットアーム操作、船外活動などの任務を遂行するのが主な仕事です。各国の宇宙飛行士とチームを組み共同で作業を行うため、コミュニケーションを図りながら協力しあって作業を進めていきます。宇宙飛行士は、科学的な専門知識や技術を備えていることはもちろん、各国の宇宙飛行士とスムーズにコミュニケーションを図るための英語力、さまざまな分野に柔軟に対応できる力、長期間の宇宙滞在中に危険的な状況下におかれても冷静に解決していく精神力や体力も求められます。

※国際宇宙ステーション(ISS)とは・・・地球から408km上空に建設された人類史上最大の宇宙施設のことで、アメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州11ヶ国(ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スェーデン、スイス、イギリス)の15ヶ国が協力して宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行う国際プロジェクト(ISS計画)を行っています。
ちなみに日本は、日本実験棟「きぼう」や宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)などで参加しています。


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宇宙飛行士になるには

宇宙飛行士になるためには、まず宇宙開発事業団(NASDA)から宇宙飛行士候補者として採用された後、1年半程度の基礎訓練を受け、宇宙飛行士に必要となる科学・技術の知識、語学、国際宇宙ステーション(ISS)/日本の実験棟システムの概要等について学びます。これらを修了すると、訓練結果を評価の上、ISS搭乗宇宙飛行士として認定されます。その後、約1年間のアドバンスト訓練に参加し、各参加機関にてISSの各システム及びその操作技術等について学び、訓練修了後、搭乗するミッションが決定するとそのミッションを遂行するためのISS操作手順、実験操作手順等の訓練を1年半程度行います。これらの訓練を修了した後、3~6ヶ月程度の期間、ISSに滞在することとなります。宇宙飛行士になるためには次の条件が必要です。自然科学系の大学卒業以上であること自然科学系の研究・開発の仕事に携わった経験が3年以上あること長期間の宇宙滞在に身体的(身長、血圧、視力、聴力など)、精神的に適応できること英語で充分コミュニケーションがはかれること(英検1級程度の英話力)日本人の宇宙飛行士としてふさわしい教養を有することなど。

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