職業図鑑 450種以上の職業について詳しくご紹介。職業調べ・仕事探し・学校探しが出来る職業の総合サイト!

将来の進路や自分の仕事について模索している人が様々な職業の具体的な内容をチェックできる便利なナビゲーションサイト

裁判所事務官(サイバンショジムカン)

裁判の円滑な進行を補佐する事務のエキスパート

裁判所事務官の主な仕事内容

裁判所事務官は、各裁判所(最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所)の裁判部門か司法行政部門のどちらかに所属する裁判所職員です。裁判部門配属の事務官は、裁判所書記官の補佐役として裁判に係わる書類の作成などのさまざまな事務を行います。また、司法行政部門配属の事務官は、裁判の運営に必要な労務管理や会計などの事務を行います。
法律についての幅広い知識はもちろんですが、文章読解力や思考力、コミュニケーション能力も求められます。迅速かつ丁寧に一つひとつ作業する姿勢も大切です。
なお、裁判所事務官、裁判部門と司法行政部門で異動(3年ごと)や昇任があります。例えば裁判部門であれば、事務官として一定期間経験を積んだのち、研修所入所試験に合格後、裁判所書記官養成課程の実務修習を経て裁判所書記官になることも可能です。裁判所書記官に任官されれば、活躍の幅も広がり、給料もアップするので、あらかじめ視野に入れておくと良いでしょう。


裁判所事務官になるには

裁判所事務官には、総合職(政策の企画立案を行う)と一般職(的確な事務処理を行う)があり、事務官になるためには、裁判所が実施する裁判所職員採用試験に合格しなければなりません。
採用試験の基礎能力試験(教養試験)は、一般知能(現代文、英文、判断・数的推理など)と一般知識(社会科学、人文科学、自然科学)の科目から出題され、専門試験では、憲法と民法のほか、刑法や経済理論などがマークシート方式や論述回答する記述式で出題されるようです。
将来の安定性が高い公務員には根強い人気があり、裁判所事務官の採用試験も高い競争率が予想されるので、法律科目をメインに大学や短大・専門学校などでしっかりと学び採用試験に備えることが裁判所事務官になる第一歩になるでしょう。


関連記事

観光局スタッフ

観光局スタッフ (カンコウキョクスタッフ)

各国の観光局で観光案内を行う 観光局スタッフの主な仕事内容 各国の窓口となり、政府に

記事を読む

保健師

保健師 (ホケンシ)

地域住民の健康増進を図る 保健師の主な仕事内容 保健師の仕事は、地域住民の健康を守るため

記事を読む

弁護士

弁護士 (ベンゴシ)

法律のプロフェッショナル 弁護士の主な仕事内容 弁護士は、基本的人権の擁護、社会正義

記事を読む

国家公務員Ⅱ種

国家公務員Ⅱ種 (コッカコウムインニシュ)

各省庁の中堅幹部候補生 国家公務員Ⅱ種の主な仕事内容 各省庁の中堅幹部候補生として採

記事を読む

郵便局員

国家公務員Ⅲ種 (コッカコウムインサンシュ)

各省庁の初級職員 国家公務員Ⅲ種の主な仕事内容 各省庁の初級職員として採用される資格

記事を読む

新聞記者

新聞記者 (シンブンキシャ)

多領域にわたっての幅広い知識が必要 新聞記者の主な仕事内容 新聞記者は、公正な立場で

記事を読む

体育教師

体育教師 (タイイクキョウシ)

授業や課外活動でスポーツの指導をする 体育教師の主な仕事内容 体育教師は、児童・生徒に陸

記事を読む

林業技師

林業技士 (リンギョウギシ)

森林の育成に配慮する専門技術者 林業技士の主な仕事内容 林業技士の仕事は、日本の国土

記事を読む

美術教師

美術教師 (ビジュツキョウシ)

絵画や彫刻などの創作を指導する 美術教師の主な仕事内容 美術教師は、児童・生徒に絵画・彫

記事を読む

国連スタッフ

国連スタッフ (コクレンスタッフ)

納税を厳しくチェックする取り締まり役 国連スタッフの主な仕事内容 国連スタッフは、国

記事を読む

PAGE TOP ↑