職業図鑑 450種以上の職業について詳しくご紹介。職業調べ・仕事探し・学校探しが出来る職業の総合サイト!

将来の進路や自分の仕事について模索している人が様々な職業の具体的な内容をチェックできる便利なナビゲーションサイト

演出家 (エンシュツカ)

脚本や舞台効果などすべてを把握した上で構成を演出

演出家の主な仕事内容

素晴らしい脚本と人気俳優がそろうなら、それだけでいい演劇や映画、TVドラマができるわけではありません。全体の構成や舞台設定、テンポのいい会話などすべての条件が整い、観る者に訴えかける迫力を秘めてこそ、高い評価が得られるのです。作品を仕上げていく過程で、核となるイメージを各スタッフに伝え、それぞれの持ち場でイメージどおりの表現ができるように務めるのが演出家です。仕事内容は、舞台と映像とではかなり異なります。映画やTVドラマなどの映像作品には監督がいて、全体のイメージや照明、音響効果についても監督自身が決定する場合が多く、演出家は監督のイメージにそって登場人物をつくりあげ、役者に演技指導などを行います。なかには監督自身が演出家を兼ねる場合も少なくありません。一方、演劇などの舞台作品では、全体のイメージづくりから俳優、照明、音響にいたるまで演出家が担当し、台本の読み合わせから衣装合わせ、そして本番にいたるまで、すべての指揮権がゆだねられます。その権限は絶対的。影響力も大きく、同じ小説を舞台化しても、人気のある演出家の作品はロングランを続け、人気のない演出家の作品は早々に上演を打ち切られる、ということもあるようです。職場は劇団の演出部や映画・TVドラマの制作会社などですが、演出家が劇団を主宰するケースもめずらしくありません。


演出家を目指す学校を探す


演出家になるには

必須となる資格はありませんが、大学や専門学校の演劇科で演技などを学び、俳優としての経験を演出に生かしている人が多いようです。卒業後は、劇団の演出部や養成所に入ったり、著名な演出家に弟子入りしたりしてチャンスを掴みます。演出助手、舞台監督助手などをしながら経験を重ねるほか、劇団を旗揚げして演出家になる場合もあります。俳優や脚本家から演出家に転進したり兼任したりする場合もあります。


演出家を目指す大学や専門学校を探す


関連する仕事や資格について

※演出家に関係のある資格を一覧でみられます。資格に必要な学校も同時に調べられます。

映像・映画作りの仕事


関連記事

左官

左官 (サカン)

建築物の優劣を決めるポイントを握る芸術性の高い仕事 左官の主な仕事内容 家屋には必ず

記事を読む

メカトロニクス技術者

メカトロニクス技術者 (メカトロニクスギジュツシャ)

メカトロニクス製品の開発・設計 メカトロニクス技術者の主な仕事内容  メカトロニクスとは

記事を読む

映像カメラマン

映像カメラマン (エイゾウカメラマン)

ディレクターや監督の指示で映像を収録する 映像カメラマンの主な仕事内容 TVや映画な

記事を読む

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニア

現代の企業に不可欠なネットワークのスペシャリスト ネットワークエンジニアの主な仕事内容

記事を読む

漆器製造工

漆器製造工 (シッキセイゾウコウ)

地場産業として伝統的な工芸品を作る生産地が多い 漆器製造工の主な仕事内容 漆は古くか

記事を読む

俳優

俳優 (ハイユウ)

人物像をつくって他者を演じる 俳優の主な仕事内容 俳優の仕事は、映画やテレビ番組、舞

記事を読む

保健師

保健師 (ホケンシ)

地域住民の健康増進を図る 保健師の主な仕事内容 保健師の仕事は、地域住民の健康を守るため

記事を読む

指揮者

指揮者 (シキシャ)

イメージ通りに曲を演奏させるまとめ役 指揮者の主な仕事内容 指揮者はオーケストラの音

記事を読む

厩務員

厩務員 (キュウムイン)

競走馬の世話役 厩務員の主な仕事内容 競走馬の調教や管理の責任者である調教師のもとで

記事を読む

浄化槽設備士

浄化槽設備士 (ジョウカソウセツビシ)

浄化槽の業務には不可欠の職種 浄化槽設備士の主な仕事内容 浄化槽を施工する際の施工図

記事を読む

PAGE TOP ↑