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CDなどの音楽レコーディングは、昔は歌とオーケストラによる生伴奏の同時録音をしていましたが、現在ではボーカルや楽器の種類別に録音作業をします。そこでその音を聞きながら別の楽器を入れたり、録り直すといった技術を担当する仕事が、レコーディングエンジニアです。録音終了後のミックスダウン(複数のトラックに録音された音源を、ステレオにまとめる)や音量やトーンの調整など専門技術が要求されます。

専門学校の音響、放送、録音技術等の学科を卒業後、レコーディングスタジオにアシスタントとして採用されるか、派遣会社に所属してレコード会社やスタジオに派遣されることが多いようです。音楽が好きであること、機材について知識があることが求められます。また、多くの人々との共同作業が基本なので、社交性も重要です。アーティストのスケジュールが優先となるため、仕事が不規則となる場合もあります。自己管理能力も必須といえるでしょう。

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