サッシ工 (サッシコウ)
サッシ工の主な仕事内容
サッシ工とは、職業としてサッシ施工の作業を実際に行う人たちです。建築現場に行って、サッシやドアなどを取り付ける作業をサッシ施工といいます。
サッシ施工は技術的に見ても非常に特異性のある工事で、専門工事業者の分野となっています。取付に際しては、開口部の出入り、高さなどを1ミリ単位で正確に計測し、曲りやゆがみのないように取付をする。
また、開閉装置などの金物類を確実に取付けて、サッシの性能が十分発揮できるようにする。
サッシの大きさや種類は様々で、施工法もそれぞれ異なる。
サッシ工法には、カーテンウォール工法からカバー工法までいろいろなものがあり、大きさも施工法も現場によってまちまちです。従って、仕事の内容も肉体労働の他に、全体の建築計画に合わせた施工計画、さらに安全対策の検討や、現場に合わせた工法の検討など、頭脳労働も必要です。
サッシ工になるには
サッシ工になるためには、学歴、性別、年齢の制限はありません。しかし、国家検定である「サッシ施工技能士」の資格を取得すると業界での信用を広げることになり、将来計画にも大きな展望が開ける。
製品搬入などでクレーンを使用したり、玉掛け作業を行う場合は資格を要します。また、サッシの取付でアーク溶接を行う場合は特別講習を受ける必要があります。
サッシ施工は、ビル建築に携わる職種の中でも、個人技能が重視されるので、サッシ工を目指す人は、まずサッシ施工業者に雇用者として入職し、仕事に必要な知識や技能を習得します。およそ6ヶ月程度で補助の仕事ができるようになり、2~3年で取付工事ができるようになります。現場では数人でチームを組み、職長や作業員、作業補佐といった役割分担の中で作業を進めます。
高校生の方:
サッシ工を目指す大学や専門学校を探す
社会人やフリーターの方:
サッシ工に必要な資格・講座を探す
資格について
※サッシ工に関係のある資格を一覧でみれます。資格に必要な学校も同時に調べられます。
関連記事
-
-
インテリアプランナー
インテリアの仕事だが、センスよりもフットワークが大切 インテリアプランナーの主な仕事内容
-
-
合板工 (ゴウバンコウ)
公共の職業訓練施設は現在のところない 合板工の主な仕事内容 一般には合板は、ベニヤ板
-
-
内装工 (ナイソウコウ)
美的感覚や空間判断力が必要 内装工の主な仕事内容 内装仕上げは、建物の室内の快適な居
-
-
家具職人(カグショクニン)
物を創造する喜びが味わえる仕事 家具職人の主な仕事内容 家具は和家具と洋家具に大別さ
-
-
インテリアデザイナー
さまざまな屋内空間を総合的にデザインする インテリアデザイナーの主な仕事内容 インテ
-
-
とび工 (トビコウ)
建築物の基礎工事、軸組工事を仕上げる重要部門 とび工の主な仕事内容 とび工は、住宅や
-
-
建築積算技術者 (ケンチクセキサンギジュツシャ)
建築物の施工に先立ち工事費を算出する仕事 建築積算技術者の主な仕事内容 積算とは見積りと
-
-
CADオペレーター (キャドオペレーター)
CADを操作してさまざまな設計図を作成する CADオペレーターの主な仕事内容 CAD
-
-
エレベーター据付工 (エレベータースエツケコウ)
所定の位置に据付け、安全に運転できるようにする エレベーター据付工の主な仕事内容 エ
- PREV
- 漫画原作者 (マンガゲンサクシャ)
- NEXT
- 紡績運転工 (ボウセキウンテンコウ)




