職業図鑑 450種以上の職業について詳しくご紹介。職業調べ・仕事探し・学校探しが出来る職業の総合サイト!

将来の進路や自分の仕事について模索している人が様々な職業の具体的な内容をチェックできる便利なナビゲーションサイト

潜水士 (センスイシ)

ダイビングなどレジャースポーツ関係の取得者も多い

潜水士の主な仕事内容

潜水士の仕事は多岐にわたっていますが、港湾、漁港、漁場整備、海洋開発、海洋性レジャー設備などの工事には潜水技術は欠かせないものです。
その他、船舶関係では、サルベージ作業、船底の清掃、補修補強作業があり、災害・事故などの際のレスキュー隊活動やマスコミ関係の水中テレビ・水中写真撮影、その他各方面が行う調査、観察、水中バレー、水族館の餌付け作業など、いわば潜水士は陸上で行う作業をそのまま、潜水装備を身に付けて水中で行う職業であるといってもよいでしょう。

潜水方式には、スキューバ式、ヘルメット式、フーカー式の3方式があり、作業目的や作業時間、水温、潜水深度、海流などの作業条件を総合判断して、どの方式によるかを決めて潜水用具を選びます。潜水士になるには、労働省が実施する潜水士免許試験に合格しなければなりません。

潜水士の職業病である高気圧障害(減圧症、肺の破裂など)を予防するため、法令により、潜降速度や浮上速度は毎分10m以下と規定されているほか、浮上途中に減圧のために停止する時間や潜水業務(水深10m以上の場合)を行うことのできる一日の潜水時間も定められている。
安全な潜水を行うためには、こうした基本的事項を厳守しなければなりません。
潜水士自身にも、潜水時間、潜水深度、作業内容、作業場所、開始・終了時刻など、一日の潜水業務を記録しておくことが求められています。


潜水士を目指す学校を探す


潜水士になるには

職業潜水士は、海洋・港湾・漁港などの建設、サルベージ、漁業、警察、海上保安庁、消防署、放送出版などの会社や官庁に所属するか、自営業として依頼される仕事を遂行します。
潜水士になるためには、労働省が実施する潜水士免許試験に合格しなければなりません。潜水技術を習得するには、スキューバ式潜水については民間のダイビングスクールなどで指導を受けたり、潜水に関する講義や実習を行う水産系の大学、水産高校などで学ぶのもひとつの方法です。

なお、潜水士免許は水中での作業技能を評価したものではないので、潜水して何をやれるかという資格(溶接、溶断、発破、写真など)を習得しておくことが大切です。

潜水士免許の取得者は、全国で8万人余といわれ、このうち全国の港湾、漁港、人工島や臨海部の空港などにおける水中での工事に約5千人、沈没船の引揚げなどサルベージ関係に約500人、漁業関係に約1万人が従事していると推定されています。このほかレジャースポーツ関係の取得者が多いと言えます。


資格について

※潜水士に関係のある資格を一覧でみれます。資格に必要な学校も同時に調べられます。

航空・航海の資格


関連記事

公害防止管理者

公害防止管理者 (コウガイボウシカンリシャ)

特定の工場で選任が義務付けられている 公害防止管理者の主な仕事内容 工場における公害防止

記事を読む

バイオ技術者

バイオ技術者 (バイオギジュツシャ)

生命現象を解き明かし産業発展に貢献 バイオ技術者の主な仕事内容 化学メーカーや医薬品

記事を読む

損害査定係事務員

損害保険募集人(ソンガイホケンボシュウニン)

損害保険会社や代理店で保険商品の販売やアドバイスを行う 損害保険募集人の主な仕事内容 損

記事を読む

バス運転手

路線バス運転士 (ロセンバスウンテンシ)

路線バスは、公共交通機関として欠くことのできないものである。 路線バス運転士の主な仕事内容

記事を読む

マーシャラー

マーシャラー

旅客機を正確な位置に誘導する仕事 マーシャラーの主な仕事内容 マーシャリングとは、誘

記事を読む

グランドスタッフ

グランドスタッフ

空港カウンターで乗客サービスを行う グランドスタッフの主な仕事内容 グランドスタッフ

記事を読む

林業技師

林業技士 (リンギョウギシ)

森林の育成に配慮する専門技術者 林業技士の主な仕事内容 林業技士の仕事は、日本の国土

記事を読む

動物園飼育スタッフ

動物園飼育スタッフ (ドウブツエンシイクスタッフ)

動物の飼育・育成から、種の保存まで 動物園飼育スタッフの主な仕事内容 動物園飼育スタ

記事を読む

臭気判定士

臭気判定士 (シュウキハンテイシ)

悪臭の強さを測定するための国家資格 臭気判定士の主な仕事内容 悪臭防止法の改正により需要

記事を読む

貿易スタッフ

貿易スタッフ

商業英語、外国為替、経済学などの知識が仕事に役立つ 貿易スタッフの主な仕事内容 貿易

記事を読む

PAGE TOP ↑