電気工事士 (デンキコウジシ)
電気工事士の主な仕事内容
電気工事士の仕事は、電力会社から送電された電気を変圧する変電設備の据え付けをはじめ、建物の各階へ電気を送る幹線の敷設、分電盤の据え付け、配線、コンセントや照明器具の取り付けなど、電気の通る道と、電気を利用する設備工事を行うことが主な業務内容です。
その他、情報の伝達設備である放送通信施設、インターホン、防災防犯などの設備や、電話線を納める配管、避雷針の工事も行います。
大きな建設現場では、電気工事の責任者がいて、グループごとの1日の作業内容が決められ、指示が与えられます。
指示は通常図面によって示されるので、電工はその図面を読解し、それに基づいて材料、工具、作業手順などを決めて作業を進めていくという流れになります。全ての作業が終了すると、確認のために必ず試験を行って、試験成績書を作成します。
電気工事士になるには
電気工事士の資格には第1種と第2種があり、それぞれ工事範囲が決められています。第2種は、一般家屋の屋内配線や電気照明の設備取り付けが主な仕事となり、第1種は、大規模な工事や工場やデパートなどの構内配線、変電室の配電など変電電力の大きい設備の工事を手がけることができます。
一般的には、職業訓練校、専門学校、電気工事業組合の養成施設などで所定の課程を修了し、資格を取得してから入職するか、入社後に企業内の養成施設で訓練を受けて資格を取得していきます。
電気工事は様々な法令によって基準が定められており、法令を守って安全確実な仕事をすることが要求されます。
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資格について
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