職業図鑑 450種以上の職業について詳しくご紹介。職業調べ・仕事探し・学校探しが出来る職業の総合サイト!

将来の進路や自分の仕事について模索している人が様々な職業の具体的な内容をチェックできる便利なナビゲーションサイト

海上保安官 (カイジョウホアンカン)

海の安全維持から、事故対応、救助作業まで

海上保安官の主な仕事内容

周囲を海で囲まれた日本では、昔から漁業や貿易、交流の場となってきた。
海上保安官の仕事はそうした大切な海を巡視船や航空機を使って監視し、治安と安全の維持につとめ、環境保全の活動を行うなど、多岐にわたる。

海上保安官の仕事は、「警備救難業務」、「海洋情報業務」、「海上交通業務」の主に3つに分かれる。

「警備救難業務」では、密輸・密航・密漁など海上犯罪の取締り、遭難した人や船の捜索救助、船舶火災の消火活動を行うほか、東京湾のような船舶交通が活発な海域では、交通指導や取締りを行う。
国境の海域周辺を警備し、不審船への対応や海洋汚染の監視を行う。

「海洋情報業務」では、海の水深、海底地形、潮の流れなどについて測量船を使って調査し、海図を作成する。
調査から得た情報や航路障害物の情報など安全な航海に必要な情報を、無線で船舶に提供するなどしている。

「海上交通業務」では、海の道しるべである灯台などの建設や保守を行ったり、人工衛星からの電波を使って夜や霧の中でも船舶の位置が分かるシステムを運用して、海上交通の安全を確保している。

また、本人の希望と適性に応じて、潜水士や特殊救難隊員、国際取締官など様々な部門で勤務することができる。


海上保安官を目指す学校を探す


海上保安官になるには

海上保安官になるには、4年制の海上保安大学校(広島県呉市)か、1~2年の海上保安学校(京都府舞鶴市)を卒業する必要があります。海上保安大学校は海上保安庁の幹部職員を、海上保安学校は専門職員を養成することを目的としています。在学中も国家公務員の身分を有する為、入学金や授業料は必要ありません。国家公務員のⅠ種等を受験して海上保安庁に入庁することもできるが、巡視船艇に乗船勤務をすることは困難で、陸上での行政職、研究職などの勤務となります。

高校生の方:
海上保安官を目指す大学や専門学校を探す

社会人やフリーターの方:
海上保安官に必要な資格・講座を探す


資格について

※海上保安官に関係のある資格を一覧でみれます。資格に必要な学校も同時に調べられます。

公務員・政治に関わる仕事


関連記事

スーツアクター

スーツアクター

着ぐるみを着たパフォーマー スーツアクターの主な仕事内容  マスコットキャラクター、イメ

記事を読む

浄化槽設備士

浄化槽設備士 (ジョウカソウセツビシ)

浄化槽の業務には不可欠の職種 浄化槽設備士の主な仕事内容 浄化槽を施工する際の施工図

記事を読む

行政書士

行政書士 (ギョウセイショシ)

市民の身近な行政分野のスペシャリスト 行政書士の主な仕事内容 行政書士は「役所と市民

記事を読む

臭気判定士

臭気判定士 (シュウキハンテイシ)

悪臭の強さを測定するための国家資格 臭気判定士の主な仕事内容 悪臭防止法の改正により需要

記事を読む

ガラス食器製造工

ガラス食器製造工 (ガラスショッキセイゾウコウ)

ガラス製造現場は、高温で騒音下の作業 ガラス食器製造工の主な仕事内容  ガラス食器製造工

記事を読む

映像ディレクター

映像ディレクター (エイゾウディレクター)

映画の構成を考え現場の制作スタッフを取りしきる 映像ディレクターの主な仕事内容 映像関連

記事を読む

トレーサー

トレーサー

製図の原画を完全な図面に仕上げる トレーサーの主な仕事内容 設計技師やデザイナーが描いた図面

記事を読む

販売員・セールスマン

販売員・セールスマン (ハンバイイン・セールスマン)

自社の商品やサービス・情報などを顧客に販売する接客業 販売員・セールスマンの主な仕事内容

記事を読む

空間デザイナー

空間デザイナー (クウカンデザイナー)

店舗や住宅などの空間の演出家 空間デザイナーの主な仕事内容 空間デザイナーの仕事は、店舗

記事を読む

パタンナー

パタンナー

服づくりの設計図である型紙(パターン)を制作する パタンナーの主な仕事内容 パタンナ

記事を読む

PAGE TOP ↑