中学校教諭 (チュウガッコウキョウユ)
中学校教諭の主な仕事内容
中学校教諭は、小学校と違い免許のある単一教科を教えるので深い専門知識が必要となります。また、中学時代は、子供から大人にかわる過渡期で、不安定になる生徒も多いので、適切な指導をしていかなくてはなりません。
人間としての幅広い教養や対応力が求められます。中学校教諭になるには、教育職員免許法による中学校教諭普通免許状の取得が条件とされています。中学校教諭免許状は、小学校と違い、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、保健、技術、家庭、職業、職業指導、外国語、宗教などの各教科に分かれており、文部科学大臣が認定した大学院、大学、短期大学などで所定の単位を修得することが必要です。なお、免許には大学などの種類、修得単位数などに応じて、専修、1種、2種の3種類があります。
中学校では、一般の教員のほか、校長・教頭の管理職、教務主任、学習指導主任、学年主任、保健主事、生徒指導主事、進路指導主事などが各担当分野の取りまとめを行っていきます。
また、教科を専門に担当する講師や、特殊学級が設置されている中学校にはその担任も配置されています。
中学校教諭になるには
大学などの教職課程で単位を取する必要があります。中学校教諭普通免許状を取得した上で、都道府県や指定都市の教育委員会が実施する教員採用試験、もしくは私立学校の教員採用試験に合格する必要があります。
中学校教諭普通免許状は、文部科学大臣が認定した大学院、大学、短大で取得するが、小学校と違い、各教科に分かれています。
教員採用試験は、各教科単位に行われ、合格すると採用候補名簿に登録されます。登録の有効期間は、教育委員会によって相違があるが、ほぼ1年間という場合が多い傾向にあります。
採用後も、節目の年次ごとの研修の他、教科や担当別(教務主任、生徒指導主事、進路指導主事、学年主任など)に、様々な研修の機会が設けられています。
求められる資質としては、中学校教育全体への理解、指導教科などの専門的な知識や技能、生徒に対する愛情や指導への熱意が重要です。また、カウンセリングに関する知識や技能も望まれる傾向にあります。
高校生の方:
中学教諭を目指す大学や専門学校を探す
社会人やフリーターの方:
中学教諭に必要な資格・講座を探す
資格について
※中学校教諭に関係のある資格を一覧でみれます。資格に必要な学校も同時に調べられます。
関連記事
-
法務教官 (ホウムキョウカン)
少年院などで社会復帰させるための指導を担当 法務教官の主な仕事内容 法務教官の仕事は
-
語学教師 (ゴガクキョウシ)
児童から社会人まで教える相手はさまざま 語学教師の主な仕事内容 語学教師は、教える国の語
-
政治家秘書 (セイジカヒショ)
政治家のスケジュール管理や代行業務 政治家秘書の主な仕事内容 国会議員の場合、公設秘
-
外資系スタッフ (ガイシケイスタッフ)
外資系企業やその支社で働く 外資系スタッフの主な仕事内容 外国資本の割合が高い企業な
-
旅行会社カウンタースタッフ (リョコウガイシャカウンタースタッフ)
一般旅行業務取扱主任者取得の目標設定 旅行会社カウンタースタッフの主な仕事内容 旅行
-
観光バスガイド (カンコウバスガイド)
観光案内中心から接客サービス的なものへ変化 観光バスガイドの主な仕事内容 旅客の求めに
-
環境アセスメント調査員 (カンキョウアセスメントチョウサイン)
地域開発が自然に与える影響を事前に調査する 環境アセスメント調査員の主な仕事内容 道
-
郵便事務員 (ユウビンジムイン)
郵便局の窓口業務 郵便事務員の主な仕事内容 郵便事務員の仕事は、郵便局に勤務し、主と
-
海上保安官 (カイジョウホアンカン)
海の安全維持から、事故対応、救助作業まで 海上保安官の主な仕事内容 周囲を海で囲まれた日
-
キャビンアテンダント
航空機内で乗客サービスを行う キャビンアテンダントの主な仕事内容 航空機内において、
- PREV
- バイオ技術者 (バイオギジュツシャ)
- NEXT
- 証券アナリスト (ショウケンアナリスト)